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平原城(長野県小諸市) [古城めぐり(長野)]

DSC02002.JPG←曲輪間の広大な堀跡
 平原城は依田全真の居城であった。佐久を攻略した武田信玄は小県に兵を進めるに当たって、この城を攻め落とした。千曲川の支流のそのまた支流である北川沿いの段丘上に築かれた城で、城域は極めて広かったようである。しかし現在では宅地や畑、墓地などになっていて、遺構らしい地形は散見されるが、どこからどこまでが遺構なのかはっきりしない。それでも堀跡と思われる道や、土塁などがはっきりしている部分もあり、城跡であったことがおぼろげにわかるようである。まだこれだけ遺構が残っているのだから、なんとかこれ以上破壊が進まないよう、保存の手を打ってもらえないものだろうか?石碑すらないのも悲しい。
 なお城域の一番に西に当たる正眼院には、小諸城の本丸の門であった黒門が移築されて残っている。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.317433/138.465393/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
タグ:中世平城
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