万騎野原古戦場(山形県最上町) [その他の史跡巡り]
万騎野原古戦場は、岩部ノ楯(後の小国城)に拠って小国郷を治めていた細川摂津守直元と山形城主最上義光の軍勢が戦った場所である。戦国末期、出羽一国の統一を目指す最上義光は、天童頼澄を滅ぼすとその勢いで北へ進軍し、1580年、山刀伐峠を越えて小国郷の細川氏を攻めた。その兵数3,500と伝わっている。その軍勢を万騎野原で迎え撃った細川勢はわずかに300程度と言われ、衆寡敵せず短時間の内に壊滅。岩部ノ楯は炎上し、その城下町も灰燼に帰したという。
尚、一説には、万騎野原(もしくは万騎ノ原)は元は「牧ノ原」と言う地名で、牧場飼育の馬産が行われていたことに由来すると言う。
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/38.723270/140.553825/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
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