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牛伏城(長野県上田市) [古城めぐり(長野)]

DSC09367.JPG←本郭背後の土塁
 牛伏城は、牛頸城とも言い、北信濃の戦国大名村上氏が築いた太郎山城塞群の一つである。南西下方には虚空蔵沢を挟んで矢島城があり、牛伏城の尾根の上部には荒城があるので、物見または繋ぎの城として機能していたと考えられる。
 牛伏城には、山裾の虚空蔵堂から登るが、明確な道はなく、石がゴロゴロした斜面を直登するしかないので、結構辛い。この斜面を登っていくと、上田城の石切り場といわれる跡に到達し、そこから更にちょっと登ると牛伏城に達する。比高は200m程であるが、単郭の小さな城である。周囲には土塁もほとんどなく、ただの平場があるだけであるが、背後には土塁と堀切があって尾根筋を分断している。この堀切には土橋が架かっており、ここから荒城への道が通じている。
 この城を見る為だけに登るのは辛いので、荒城とセットで見た方が苦労が報われる。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.420954/138.249700/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
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