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20年の悲願 [日記]

衆議院選挙があり、自民党が事前の予想通り大敗し、
民主党が政権与党となることが確定した。

これまで日本は、ごく一時期自民党が下野した以外は、
ずーっと自民党が政権を握り、
そのため自民党には官僚も経済界も擦り寄ってきて、
癒着ともいえる惨状を呈していた。

それに対して第2党は、その力も情報量も弱く、
官僚が主導し政権与党が提示する政策に対して、
変更を迫ることができず、
常に強行採決などによって押し切られてきた。

つまるところ、日本には事実上、
政策の民主主義的決定権がなかったのである。
もしくは国民の多くが、それを放棄してきたと言ってもよいかもしれない。

その閉塞した政治状況を打ち破るには、
まず国民の投票によって政権・政策を選択できる、
2大政党制を日本に導き入れることが不可避であった。

私は、選挙権を得てから今年でちょうど20年になるが、
今日、ようやくそれが達成された。
私の20年間の悲願であった。

しかし、問題はこれからである。
これが真に「終わりの始まり」であるのか、
一時的な熱狂現象で終わるのか、
まだ予断を許す状況ではない。

今後の民主党政権の手綱さばきに注目したい。
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