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道灌物見塚(東京都荒川区) [古城めぐり(東京)]

DSC02289.JPG←本行寺境内に残る道灌丘碑
 道灌物見塚は、太田道灌が1457年に江戸城を築いた際、眺めの良い高台に築いた斥候台とされている。塚自体は鉄道敷設で湮滅し、現在は本行寺(太田道灌の孫、大和守資高が開基)の境内に1750年に建てられた道灌丘碑が残っているだけである。ここから北西に500m程離れた場所には道灌山があるが、物見塚との関係はよく分からない。道灌山は太田道灌とは関係ないという説もあるので、江戸時代に物見塚と混同されて道灌山と呼ばれるようになったのかもしれない。いずれにしても、こうしたちょっとした道灌所縁の史跡が残っているだけでも、ちょっと嬉しくなる。特に今回は、存在を知らずに日暮里駅から道灌山に行く際にたまたま通り掛かって見つけた史跡だったので、余計に嬉しかった。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.728398/139.769300/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
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