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井波瑞泉寺(富山県南砺市) [神社・仏閣めぐり]

IMG_5272.JPG←豪壮な山門
(2004年5月訪問)
 井波瑞泉寺は、東本願寺の別院となる大きな寺院である。1390年に本願寺5世綽如上人によって創建された。戦国時代に瑞泉寺は、越中一向一揆の一大拠点となったため、度々戦国大名の攻撃目標となり、対する一向衆側も瑞泉寺を城塞化して井波城とした。後に越中に侵攻した織田軍の先鋒佐々成政は瑞泉寺を焼き払った。兵火を逃れて城端北野に移った後、再び井波へ戻り、現在の場所に再建された。
 北陸には大伽藍が多いが、瑞泉寺もまた格別で、特に大きな山門や本堂左手の太子堂は、彫刻で有名な井波の技術の粋を結集した見事な彫刻で飾られ、人目を引く。また境内周囲の石垣は、城郭のものを思わせる程重厚で見事なものである。
 なお、瑞泉寺の東隣に井波城址があるが、瑞泉寺に行った時はそのことを知らず、見逃してしまった。
見事な彫刻の太子堂→IMG_5286.JPG

 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.558601/136.972239/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
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