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綱取城周辺居館群(福島県北塩原村) [古城めぐり(福島)]

(2010年12月訪城)
 綱取城周辺には、珍しいことに居館跡が幾つも見つかっていて、看板が建っている。大半は遺構が湮滅しているが、中には遺構が残っているものもある。

<綱取城居館>
DSC03281.JPG←居館跡とされる平場
 居館は、「いだて」と読むらしい。綱取城の城主で葦名氏四天宿老の一人、松本氏の居館である。綱取城の西側山麓の国道沿いに看板が建っている。現在は民家と三段ほどの畑になっているのみで、はっきりした遺構は確認できない。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/37.654674/139.937593/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=red&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1

<上ノ台館>
DSC03285.JPG
 上ノ台館は、綱取城居館に隣接する居館跡で、綱取城主松本氏の家臣、戸山数馬、神山一次、榊田勘十郎ら家臣団の居館であったと言う。現在は小さな平坦地があるだけだが、周りにちょっと低い部分があり、堀跡か何かだったのかもしれない。それ以外にはっきりした遺構は確認することができなかった。国道沿いに、「史蹟 上ノ台館」の看板が建っている。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/37.654623/139.936541/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=red&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1

<赤館>
DSC03290.JPG←土塁跡
 赤館は、綱取城主松本氏の家臣、中ノ目阿賀が住んだと言う居館跡である。綱取城周辺に散在する居館跡の中では、唯一はっきりした遺構を有しており、畑の周囲に土塁と堀が明確に残っている。また他の居館と同様、国道沿いに「史蹟 綱取城配下赤館跡」の看板が建っている。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/37.657460/139.929610/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=red&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1

<一盃館>
DSC03297.JPG
 一盃館は、綱取城主松本氏の家臣、一盃大輔の居館と言う。現在は一面の水田となり、遺構は残っていない。車道の脇に、「史蹟 一盃舘跡」の看板が建っている。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/37.653859/139.916521/&base=std&ls=std&disp=1&lcd=red&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
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