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長井城(神奈川県横須賀市) [古城めぐり(神奈川)]

DSC02479.JPG←土橋状の台地基部
 長井城は、三浦氏の庶流長井氏の居城である。三浦義明の5男五郎義季は、横須賀市長井にある海に突き出た城山に城を築いたと考えられる。しかし地元の伝承では、義季ではなく、義季の次男で三浦氏の家督を継いだ荒次郎義澄の城と言われている。また、宝治合戦で三浦宗家が滅亡した後は、北条方に付いた佐原盛時の弟光盛の子孫の居館となったとも言われている。しかしいずれにしても城の歴史の詳細は不明である。
 長井城は、荒崎公園内にあり、城山展望台となっている。相模湾の海原に突き出した岩山の上に位置し、ほぼ単郭の小さな城である。周囲は断崖で囲まれた絶好の要害で、日本城郭大系が言う通り、小規模な戦いの際に最後に立てこもる城としては最適な地勢である。台地基部は狭い土橋状となっており、東側には深い入り江が入り込んで天然の堀切となっている。この土橋は、どうも絶壁に削ったような跡があるので、土橋にするために削ったものではないかと個人的に推測している。尚、この城に行くには、公園の駐車場代を払わなくてはいけない(TT)

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.194275/139.600686/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
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