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不愉快な出来事 [日記]

城などいろいろな史跡を訪ね歩いて各地を回っていると、
いろいろな人と巡り会う。

大抵は親切に、地元の人しか知らない情報を教えてくれたり、
「わざわざ遠くから来たんですねー」なんて言って、
いろいろ貴重な話を聞かせていただけることが多いが、
まれに、非常に不愉快な目に合うこともある。

週末、伊豆方面に行った時のこと。
市役所のHPの文化財のページに載っている情報を見て、
とある武士のお墓にお参りしようとお寺を訪ねた。

お寺のご主人と思われるご老人が庭掃除をしておられたので、
「こんにちは」とご挨拶して、
まずは本堂にきちんとお参りしてからお寺の外観の写真だけ撮っていたら、
「何を撮ってるの?」とそのご老人が聞いてきた。

勝手に断りもなく写真を撮らないでくれという。
本堂の外観を撮影するだけで許可取れとは「はぁ?」と思ったが、
そこはこちらも低姿勢に、とりあえず「すみません」とお詫びすると、
今度は「どこから来たの?」「何しに来たの?」と来た。

そこで、栃木から来たことを言って、くだんの市のHPに載っていた話をすると、
「全く関係ないよ」との冷たい言葉を浴びせられ、
いかにも「すぐ帰ってくれ」という仕草をされた。

市のHPにデタラメな話を載せていたとも思えないが、
関係ないと言われては仕方ない。
車に戻って、次の目的地に向かうべくナビをいじっていると、
先のご老人がジロジロとこっちを見ている。

また文句を言いに、こちらに来そうな気配だったが、
ナビのセットが完了したので車を走らせ始めると、
こちらに来るのをやめたようだった。

こちらは礼を失する様なことは何一つしていないのに、
全く失礼な態度で、非常に不愉快な出来事だった。

本来、宗教やお寺というのは、
人の魂を救済するためのもの。
そして教えを広めるために、
いろいろな人に等しく語りかける態度が必要なはずだ。

このような極めて偏狭な態度を取る人に、お寺を運営する資格はない。
この様なお寺には、二度と行きたいとは思わない。
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