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中田加賀守屋敷(神奈川県横浜市保土ヶ谷区) [古城めぐり(神奈川)]

DSC00702.JPG←屋敷地周辺の現況
 中田加賀守は、小田原北条氏の家臣で小机衆に属していた。矢上城を本拠とし、その他にも井田城など多くの所領を持った大身で、この保土ヶ谷の川島村も領していた様である。1590年に北条氏が滅びると、加賀守は矢上城に戻り、同年に没した。その子藤左衛門は川島村に陣屋を移して居を構え、正観寺を建てて父加賀守の分骨を納めたと言う。その後、江戸時代にはその子孫が当地に住んで名主となった。
 中田加賀守屋敷は、環状2号線と国道16号線という主要道の立体交差の近くにある。かつては堀も巡らされていたというが、現在は市街化で遺構は残っていない。中田藤左衛門が開基となったという正観寺には、中田一族の墓所と多数の寄進物がある。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.473340/139.572405/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
タグ:居館
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