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太田道灌屋敷(神奈川県横浜市南区) [古城めぐり(神奈川)]

DSC00793.JPG←屋敷地とされる太田小学校
 太田道灌屋敷は、扇谷上杉氏の家宰太田道灌が屋敷を構えた場所と伝えられている。また日本城郭大系では、「新編武蔵国風土記稿」の記事から、小田原北条氏の家臣で1519年に当地に入部した桜井玄蕃重政の居館があった可能性を指摘している。桜井氏は重政・将監重信・将監宗信・将監宗重と4代にわたって北条氏に仕え、1590年に北条氏が滅びると、当地で帰農したと言う。
 太田道灌屋敷があったとされる地は、現在の太田小学校の建つ場所とされている。この地は大岡川北岸に位置する比高30~40m程の段丘上で、周囲をかなりきつい傾斜の急坂で囲まれている。遺構は残っていないが、大岡川を天然の外堀とし、海を望む事のできる高台で、江戸城品川御殿山城等と共通した選地であり、道灌の築城のセンスが感じられる場所である。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.440900/139.617337/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
タグ:居館
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