丸岡藩砲台跡(福井県坂井市) [その他の史跡巡り]
(2005年2月訪問)
丸岡藩砲台跡は、幕末の1852年に丸岡藩が沿岸警備の為に築いた砲台である。この付近の海岸は越前松島と呼ばれる景勝地であるが、その東部の海上へ突き出した海岸線上に、円弧状に土塁を築き、内側と5個の砲眼を石垣で補強したものである。時に、相次ぐ外国船の到来で風雲急を告げており、自領防衛の為に、著名な砲術家であった高島秋帆の門人と伝えられる栗原源左衛門の設計で築造されたと言う。
丸岡藩砲台跡は、現在でも日本海に向けて砲眼を設けた土塁・石垣が残っている。保存状態が良く貴重なものであることから、国の指定史跡となっている。
内側から見た砲眼→
場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.252761/136.153983/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
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