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黒石陣屋(青森県黒石市) [古城めぐり(青森)]

DSC07782.JPG←蝦夷館との間の空堀
 黒石陣屋は、弘前藩の支藩である黒石藩の陣屋である。江戸時代前期の1656年に、津軽信英が黒石に5千石で分封され、新たに黒石藩を立藩した。その後、1808年には1万石に加増されて幕末まで存続し、黒石藩11代285年間の陣屋であった。
 黒石陣屋は、現在の御幸公園付近にあった。周囲は市街化されているので往時の規模は想像しかできないが、浅瀬石川の北岸の段丘上に位置し、陣屋の西側の馬場や御蔵が現在の御幸公園に相当し、従って陣屋自体は公園の東側にあった。陣屋本体の地は市街化されてしまい、遺構は残っていないが、馬場であった御幸公園の南東に、空堀を挟んで蝦夷館と呼ばれる別郭が残っている。この陣屋には元々行く気はなかったのだが、浅瀬石城から黒石城に向かう途中で通りかかって気付いた為、立ち寄った。御幸公園には、立派な石碑と大きな陣屋絵図が掲げられていた。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/40.641939/140.592352/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:陣屋
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