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新屋城(青森県平川市) [古城めぐり(青森)]

DSC08501.JPG←本館(主郭)西側の堀跡
 新屋城は、新屋氏の居城である。築城年代は不明で、新屋源次郎が城主の時の1574年に、大光寺城主滝本重行に攻め落とされた。新屋氏は浪岡に落去し、後に津軽為信の家臣となったと言う。
 新屋城は、引座川南岸の段丘上に築かれた城で、新屋八幡宮の鎮座する本館から西へ、町屋敷・東館・西館が一直線に並ぶ縄張りとなっている。これらの曲輪間は堀切で分断され、城の外周も堀で囲まれていた様である。この城は元々訪城する予定はなかったのだが、日没までまだ時間があったので予備知識もなく訪城したところ、主郭に当たる本館以外は他の曲輪の位置関係ががさっぱりわからず、まともに遺構を確認することができなかった。僅かに本館周囲に残る堀跡だけを確認した。帰ってから調べたところでは、堀切は集落内の道路となって残っているらしい。いずれにしても、宅地化で遺構がわずかとなった城である。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/40.593482/140.601536/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:中世平城
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