木村氏館(栃木県栃木市) [古城めぐり(栃木)]
←北側に残る堀跡
木村氏館は、鎌倉時代初期に木村五郎信綱が築いたとされる館である。信綱は、鎮守府将軍藤原秀郷の後裔、藤姓足利氏の一族足利七郎有綱の5男で、佐野氏の祖佐野太郎基綱の弟に当たる。その事績ははっきりしないが、信綱は不摩城の城主でもあったとされる。
木村氏館は、現在水田や宅地に変貌しているが、北側の堀跡が畑となって明瞭に残っている。その上にはわずかに土塁の名残りも見られる。宅地の周りにも堀状の窪地が見られ、二重環郭式の居館であった可能性がある。いずれにしても、鎌倉初期の貴重な遺構であり、これ以上湮滅が進まないことを望みたい。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.426514/139.713510/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
木村氏館は、鎌倉時代初期に木村五郎信綱が築いたとされる館である。信綱は、鎮守府将軍藤原秀郷の後裔、藤姓足利氏の一族足利七郎有綱の5男で、佐野氏の祖佐野太郎基綱の弟に当たる。その事績ははっきりしないが、信綱は不摩城の城主でもあったとされる。
木村氏館は、現在水田や宅地に変貌しているが、北側の堀跡が畑となって明瞭に残っている。その上にはわずかに土塁の名残りも見られる。宅地の周りにも堀状の窪地が見られ、二重環郭式の居館であった可能性がある。いずれにしても、鎌倉初期の貴重な遺構であり、これ以上湮滅が進まないことを望みたい。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.426514/139.713510/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
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