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中俣城(長野県長野市) [古城めぐり(長野)]

DSC04167.JPG←本丸周囲の堀跡らしき道路
 中俣城は、1424年に井上氏が築いた平城と言われている。それ以前にも、木曽義仲が挙兵した寿永の頃に前身となる城が築かれたと言う。また別説では、応永年間(1394~1428年)に中俣刑部が居住していたと言い、「大塔物語」では1400年の大塔合戦の際に中俣氏が信濃守護小笠原長秀を討つため、井上左馬介光頼に従って出陣したと伝えられている。
 中俣城は、かつては本丸・二ノ丸・三ノ丸から成る平城であったとされるが、現在市街化のため、遺構は完全に湮滅している。しかし本丸と思われる場所の周囲には回字状に道路が巡っており、堀跡ではないかと推測される。本丸の南東とされる場所には累代城主の守護神という城山稲荷大明神が祀られている。城跡付近には北八幡川が流れているが、城の外堀として機能していたのだろう。城山稲荷には城址標柱と解説板が建っている。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.658246/138.255676/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:中世平城
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