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江曾島城(栃木県宇都宮市) [古城めぐり(栃木)]

DSC00081.JPG←主郭東側の堀跡と塁線
(2006年8月訪城)
 江曾島城は、宇都宮城の支城で、江曾島遠江守政綱が城主であったと伝えられている。二重の周濠を持った前方後円墳(雷電山古墳)を利用して築かれた城で、周濠をそのまま城の堀としていた。その形状から、「瓢箪(ひさご)城」とも呼ばれている。宇都宮城の南方を押さえる機能を持っていたと考えられる。
 江曾島城は、現在は市街化の波に飲み込まれ、遺構はほとんど残っていない。主郭は駐車場や民家に変貌している。この民家の庭には、所有者が自費で建てた「ひさごの城跡」という石碑がある。遺構の湮滅が進んでいるものの、掘跡は水路となって残り、また主郭東側の塁線と堀跡が、改変を受けつつもはっきりと残っており、城跡らしい面影を残している。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.529054/139.868714/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
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