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松戸城(千葉県松戸市) [古城めぐり(千葉)]

IMG_9764.JPG←櫓台跡とされる高台
 松戸城は、戦国時代に小金城主高城氏の支城であった。元々は、千葉氏の重臣原氏の持ち城で、1466年に原信濃入道がこの城に拠っていたことが知られている。1538年の第一次国府台合戦では、相模台城に陣を敷いた小弓公方足利義明に対して、小田原の北条氏綱の一軍が松戸城を拠点としたと言う。また、1582年には、高城氏の一族高城筑前守が城主となった。高城氏が、北条氏と共に滅亡すると、松戸城には徳川家康の家臣高木筑後守正次が入り、1657年まで高木氏の館が構えられていたと伝えられている。

 松戸城は、常磐線のすぐ東に位置する比高20m程の段丘上に築かれた城である。現在は、戸定が丘歴史公園と千葉大学の敷地となっており、明確な遺構は殆ど無い。大学敷地に西から切通し状に伸びる道路が空堀跡とされ、その北側には櫓台跡とされる高台も残る。明確な遺構には乏しいが地勢は健在で、往時の雰囲気を垣間見ることができる。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.777136/139.899181/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
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