小其塚館(山形県高畠町) [古城めぐり(山形)]
←主郭西側の堀跡
小其塚館は、歴史不詳の城館である。1538年の『御段銭古帳』に「おその塚」とあるのが資料上の初見で、地頭領主として宮崎弥七郎らの名が見えると言う。置賜を支配した伊達氏配下の小領主の館であったものだろう。
小其塚館は、現在の小其塚集落の中心付近の字「館後(たてのうち)」にある。付近は民家裏の畑地となっているが、主郭は周囲より僅かな微高地となり、北面から西面にかけて堀跡が一段低い畑となって残っている。この手のかすかに残った城館遺構としても僅かな堀跡であり、また主郭以外の縄張りは、後世の改変と民家裏であまり下手に歩けない為、よくわからなかった。主郭北側に虎口もあったらしいが、これも現在ではあまり良くわからない。もう少し遺構がはっきりと残っていたらと惜しまれる。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/?ll=37.980164,140.118803&z=16&base=std&vs=c1j0l0u0
小其塚館は、歴史不詳の城館である。1538年の『御段銭古帳』に「おその塚」とあるのが資料上の初見で、地頭領主として宮崎弥七郎らの名が見えると言う。置賜を支配した伊達氏配下の小領主の館であったものだろう。
小其塚館は、現在の小其塚集落の中心付近の字「館後(たてのうち)」にある。付近は民家裏の畑地となっているが、主郭は周囲より僅かな微高地となり、北面から西面にかけて堀跡が一段低い畑となって残っている。この手のかすかに残った城館遺構としても僅かな堀跡であり、また主郭以外の縄張りは、後世の改変と民家裏であまり下手に歩けない為、よくわからなかった。主郭北側に虎口もあったらしいが、これも現在ではあまり良くわからない。もう少し遺構がはっきりと残っていたらと惜しまれる。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/?ll=37.980164,140.118803&z=16&base=std&vs=c1j0l0u0
タグ:居館
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