千丈寺砦(兵庫県丹波市) [古城めぐり(兵庫)]
←主郭南側の土塁
千丈寺砦は、黒井城の支砦群の一つである。黒井城が築かれた城山から西の尾根続きの千丈寺山(標高346m)に築かれており、黒井城西方を守る要害として機能したと考えられる。千丈寺砦へは、黒井城から出城である西の丸を経由して、尾根を辿って行くことができる。
千丈寺砦は、頂部の方形の主郭と、西側の腰曲輪から成る小規模な砦である。しかし普請はしっかりしており、主郭の南側には土塁も築かれている。また、西の丸との間の尾根にも遺構があり、兵主峠は掘切となっており、その西尾根のピークには櫓台らしい窪地を伴った平場があり、物見・馬場などの曲輪も散見される。そこには小堀切も確認できることから、単なる「曲輪状の平場」ではなく、はっきり曲輪として普請されたものであることがわかる。黒井城がいかに堅固な防衛網で固められた城であったか、千丈寺砦まで足を伸ばすとよく分かる。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/?ll=35.184051,135.094618&z=16&base=std&vs=c1j0l0u0
千丈寺砦は、黒井城の支砦群の一つである。黒井城が築かれた城山から西の尾根続きの千丈寺山(標高346m)に築かれており、黒井城西方を守る要害として機能したと考えられる。千丈寺砦へは、黒井城から出城である西の丸を経由して、尾根を辿って行くことができる。
千丈寺砦は、頂部の方形の主郭と、西側の腰曲輪から成る小規模な砦である。しかし普請はしっかりしており、主郭の南側には土塁も築かれている。また、西の丸との間の尾根にも遺構があり、兵主峠は掘切となっており、その西尾根のピークには櫓台らしい窪地を伴った平場があり、物見・馬場などの曲輪も散見される。そこには小堀切も確認できることから、単なる「曲輪状の平場」ではなく、はっきり曲輪として普請されたものであることがわかる。黒井城がいかに堅固な防衛網で固められた城であったか、千丈寺砦まで足を伸ばすとよく分かる。
掘切となった兵主峠→
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/?ll=35.184051,135.094618&z=16&base=std&vs=c1j0l0u0
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