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籠谷城(栃木県真岡市) [古城めぐり(栃木)]

IMG_2685.JPG←一面の畑となった台地
 籠谷城は、宇都宮氏の家臣籠谷氏の居城である。天正年間(1573~92年)に籠谷伊勢守政高によって築かれたと伝えられている。政高は、無量寿寺の大檀那としてその伽藍を再建した。豊臣秀吉による朝鮮出兵の際にも、宇都宮国綱・芳賀高武に籠谷氏が従っている。1597年に宇都宮氏が改易されると、籠谷城も廃城となったと思われる。
 籠谷城は、江川西岸の比高15m程の段丘先端に築かれていた。南端部は土取りで消滅しており、その他の台地上は一面の畑となっていて、遺構は完全に湮滅している。台地辺縁部には一段低く腰曲輪らしい平場も見られるが、はっきりしない。『日本城郭大系』には、北東部に堀と土塁が一部残っていると記載されているが、どこのことかわからなかった。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.494044/139.977965/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
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