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木之下城(愛知県犬山市) [古城めぐり(愛知)]

IMG_0851.JPG←神社裏の堀跡らしい地形
 木之下城は、尾張守護斯波氏の家臣織田広近が築いた城である。広近は、守護代織田氏の一族岩倉織田氏(伊勢守家)の当主であった織田敏広の弟で、美濃守護代の斉藤妙椿の侵攻に備える為、1469年に兄敏広の命で木之下城を築いて居城としたと言う。以後約70年間に渡って織田氏の歴代の居城となったが、1537年、織田信康(織田信長の叔父)は新たに犬山城を築いて居城を移し、木ノ下城は廃城となった。

 木之下城は、犬山城の南方約1kmの位置にあった平城で、現在の愛宕神社の位置に本丸があったとされる。神社本殿が建つ高台はかつての主殿跡とされ、すぐ脇に金明水という城内の井戸であったと推測される井戸が残っている。神社背後は低い窪地状の地形となっており、堀跡であった様である。周辺は市街化が進んでいるため、城の縄張りはわからなくなっているが、城址碑と解説板が城の歴史を伝えている。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.378982/136.942778/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:中世平城
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