今宮館(茨城県常陸太田市) [古城めぐり(茨城)]
←櫓台の様な土壇
今宮館は、古くより今宮大納言坊館跡と伝えられる館である。館主は佐竹氏16代佐竹義瞬の庶長子永義と言われ、修験となって佐竹氏領内の山伏を統率したと現地標柱に記載されている。一方、『日本城郭大系』には、南北朝時代に小野崎通秀の居館であったと記載されている。元々小野崎氏の居館であったものを、後に佐竹氏が再利用したものであろうか?すぐ北東には小野崎氏の初期の居城小野崎城があるので、その一族の居館があったとしても不思議はないが、詳細不明のため想像するしかない。
今宮館は、比高20m程の台地南西端に築かれている。現在は白鷺神社の境内となっている。参道を登ると、すぐ左手に櫓台の様な土壇がある。平場の中央付近には、祠が祀られた塚もある。北側の畑との間には、堀跡らしい窪地や土塁らしき土盛りが見られるが、かなり不明瞭でもあり遺構かどうかははっきりしない。台地先端の基部を掘り切って区間しただけの城館だった様である。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.553172/140.528848/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
今宮館は、古くより今宮大納言坊館跡と伝えられる館である。館主は佐竹氏16代佐竹義瞬の庶長子永義と言われ、修験となって佐竹氏領内の山伏を統率したと現地標柱に記載されている。一方、『日本城郭大系』には、南北朝時代に小野崎通秀の居館であったと記載されている。元々小野崎氏の居館であったものを、後に佐竹氏が再利用したものであろうか?すぐ北東には小野崎氏の初期の居城小野崎城があるので、その一族の居館があったとしても不思議はないが、詳細不明のため想像するしかない。
今宮館は、比高20m程の台地南西端に築かれている。現在は白鷺神社の境内となっている。参道を登ると、すぐ左手に櫓台の様な土壇がある。平場の中央付近には、祠が祀られた塚もある。北側の畑との間には、堀跡らしい窪地や土塁らしき土盛りが見られるが、かなり不明瞭でもあり遺構かどうかははっきりしない。台地先端の基部を掘り切って区間しただけの城館だった様である。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.553172/140.528848/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
タグ:中世崖端城
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