大原館(宮城県仙台市) [古城めぐり(宮城)]
←標柱と堀跡とされる溝
大原館は、天正年間(1573~92年)の初め頃から国分氏の家臣作並宮内が居住したと伝えられている。熊ヶ根城の対岸の台地南端に位置し、三方を川で囲まれた天然の要害である。現在は一部が宅地、大半は耕地化されており、遺構はほとんど湮滅している。館跡北端部に標柱が立っており、ここに見られる溝状の地形が堀跡であったとされ、昭和20年代前半の航空写真でも一直線に走る堀跡が確認できる。しかし現況からすると、かなり埋められてしまったものと考えられる。過去に行われた発掘調査の結果では、二重の空堀であったことが判明していると言う。しかし今となっては、地勢以外に見るべきものはほとんど無い。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/38.289987/140.695317/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
大原館は、天正年間(1573~92年)の初め頃から国分氏の家臣作並宮内が居住したと伝えられている。熊ヶ根城の対岸の台地南端に位置し、三方を川で囲まれた天然の要害である。現在は一部が宅地、大半は耕地化されており、遺構はほとんど湮滅している。館跡北端部に標柱が立っており、ここに見られる溝状の地形が堀跡であったとされ、昭和20年代前半の航空写真でも一直線に走る堀跡が確認できる。しかし現況からすると、かなり埋められてしまったものと考えられる。過去に行われた発掘調査の結果では、二重の空堀であったことが判明していると言う。しかし今となっては、地勢以外に見るべきものはほとんど無い。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/38.289987/140.695317/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
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