筑前原の塁(山梨県笛吹市) [古城めぐり(山梨)]
←わずかに残る土塁
(2021年2月訪城)
筑前原の塁は、歴史不詳の遺構である。伝承では堀田筑前という武士の居宅跡とも言われるが、定かではない。城郭遺構であるかどうかも不明で、近くには甲斐国分寺・国分尼寺があり、古代甲斐国の政治・文化の中心地であったことから、古代の官邸跡との見方や古代の軍団駐屯地の跡との見方もある。
筑前原の塁は、一宮西小学校の南に遺構の一部が残っている。往時は東西約140m、南北約90mの範囲に縦横に土塁が残っていたというが、現在はわずかな範囲に二重土塁が残存しているに過ぎない。残っている土塁も未整備の竹薮になっているので、全体形状はよくわからない。謎の多い遺構である。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.647035/138.680645/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
(2021年2月訪城)
筑前原の塁は、歴史不詳の遺構である。伝承では堀田筑前という武士の居宅跡とも言われるが、定かではない。城郭遺構であるかどうかも不明で、近くには甲斐国分寺・国分尼寺があり、古代甲斐国の政治・文化の中心地であったことから、古代の官邸跡との見方や古代の軍団駐屯地の跡との見方もある。
筑前原の塁は、一宮西小学校の南に遺構の一部が残っている。往時は東西約140m、南北約90mの範囲に縦横に土塁が残っていたというが、現在はわずかな範囲に二重土塁が残存しているに過ぎない。残っている土塁も未整備の竹薮になっているので、全体形状はよくわからない。謎の多い遺構である。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.647035/138.680645/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
甲斐の山城と館〈下〉東部・南部編―縄張図・断面図・鳥瞰図で見る
- 作者: 宮坂 武男
- 出版社/メーカー: 戎光祥出版
- 発売日: 2014/07/01
- メディア: 単行本
タグ:塁跡
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