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夕狩沢古戦場(山梨県山梨市) [その他の史跡巡り]

DSCN7813.JPG←解説板が立つ夕狩沢
 夕狩沢古戦場は、武田氏13代信昌が守護代の跡部景家を撃ち破った戦いが行われた場所である。跡部氏は武田信元(穴山満春)の甲斐入国時にその後援のため跡部明海・景家父子が守護代として入国したが、守護武田氏を凌ぐ勢威を有し、国内の実権を掌握した。1455年に信昌が守護となった時、信昌がまだ幼少であったため跡部氏は専横を極めたとされる。1464年に明海が死去すると、翌年19歳の信昌は夕狩沢合戦で跡部景家を破り、景家は小田野城に敗走して自刃した。こうして跡部氏の排除に成功した信昌は家運を挽回した。

 夕狩沢古戦場は、兜山の東麓にある。現在はぶどう畑の広がる丘陵地帯で、フルーツラインという市道の脇に解説板が立っている。その北西には御前山城があり、もしかしたら夕狩沢合戦に関連した城砦であったかもしれない。

 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.688751/138.651441/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


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タグ:古戦場
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