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菅谷北城(埼玉県上尾市) [古城めぐり(埼玉)]

DSCN8412.JPG←土塁らしき土盛り
 菅谷北城は、南北朝期に春日八郎行元と言う武士が築いた城と推測されている。『新編武蔵国風土記稿』によれば、将軍足利尊氏と弟直義が争った室町幕府の内訌「観応の擾乱」の際に尊氏方として軍功を上げた春日行元が、菅谷村にあった丸七郎の領地を恩賞として拝領したことが記されており、『旧埼玉県史』ではこの春日氏が菅谷北城を築城したと推測している。

 菅谷北城は、北中地公民館付近にあった。ここは東側に流れる小河川に面した低台地の縁辺部に当たる。宅地化・耕地化で遺構はかなり湮滅しているが、城の中心付近とされる公民館から北西140m程の所に、車道に沿って土塁らしい土盛りが残っている。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.001592/139.596212/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


埼玉の城―127城の歴史と縄張

埼玉の城―127城の歴史と縄張

  • 作者: 太久夫, 梅沢
  • 出版社/メーカー: まつやま書房
  • 発売日: 2018/01/01
  • メディア: 単行本


タグ:中世平城
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