朝比奈館(栃木県壬生町) [古城めぐり(栃木)]
←朝比奈の五輪塔
朝比奈館は、歴史不詳の城館である。実際に城館があったのかどうかも不明であるが、地勢としては恵川東岸の比高5m程の低台地の突端に当たり、城館が置かれても不思議のない場所である。その伝承も、伝説の色彩が濃厚で、鎌倉幕府の初代侍所別当の和田義盛の3男朝比奈三郎義秀にまつわるものであるらしい。館跡とされる丘には、「朝比奈の五輪塔」として町の史跡に指定されている大型の五輪塔があり、これが朝比奈義秀の墓と伝えられている。和田合戦で義盛が滅亡した際、義秀はこの地まで逃れ、追手の目をくらませるために自分の墓に見せかけてこの五輪塔を建て、その後いずこともなく去っていたと言う。しかし朝比奈義秀に関係する伝説的な史跡は東日本の各地にあるので、ここもその一つであり、俄には信じ難い。
また朝比奈館から南東約500mの水田の中には、御熊野塚・尼恋塚という朝比奈義秀伝説に関連する塚も残っている。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:【朝比奈の五輪塔】
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.490533/139.819629/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
【御熊野塚】
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.486496/139.821882/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
【尼恋塚】
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.486789/139.822011/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
朝比奈館は、歴史不詳の城館である。実際に城館があったのかどうかも不明であるが、地勢としては恵川東岸の比高5m程の低台地の突端に当たり、城館が置かれても不思議のない場所である。その伝承も、伝説の色彩が濃厚で、鎌倉幕府の初代侍所別当の和田義盛の3男朝比奈三郎義秀にまつわるものであるらしい。館跡とされる丘には、「朝比奈の五輪塔」として町の史跡に指定されている大型の五輪塔があり、これが朝比奈義秀の墓と伝えられている。和田合戦で義盛が滅亡した際、義秀はこの地まで逃れ、追手の目をくらませるために自分の墓に見せかけてこの五輪塔を建て、その後いずこともなく去っていたと言う。しかし朝比奈義秀に関係する伝説的な史跡は東日本の各地にあるので、ここもその一つであり、俄には信じ難い。
また朝比奈館から南東約500mの水田の中には、御熊野塚・尼恋塚という朝比奈義秀伝説に関連する塚も残っている。
水田の中に残る御熊野塚→
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:【朝比奈の五輪塔】
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.490533/139.819629/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
【御熊野塚】
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.486496/139.821882/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
【尼恋塚】
https://maps.gsi.go.jp/#16/36.486789/139.822011/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1