土屋陣屋(埼玉県さいたま市) [古城めぐり(埼玉)]
←現存の長屋門
土屋陣屋は、永田陣屋とも呼ばれ、江戸時代初期に徳川家康の家臣の関東郡代・伊奈備前守忠次が、荒川改修や新田開発をおこなうために設置した陣屋である。その時期は、家康が江戸に開幕し覇権を確立した1603年以降と推測されている。1642年、伊奈忠治が赤山陣屋を築いて移転したため、土屋陣屋は伊奈氏の家臣である永田氏が拝領した。永田氏は伊奈家の職を辞して帰農し、この地で名主となった。
土屋陣屋は、現在も永田家の居宅となっている。周囲には水堀が廻らされ、南西正面には大きな長屋門と築地塀が現存している。その南西側の空き地も陣屋の一部であったらしく、土塁跡の様なわずかな土盛りや堀跡の様な溝が残っている。比較的小規模な史跡であるが、現存門など見応えがある。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.905772/139.573960/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
土屋陣屋は、永田陣屋とも呼ばれ、江戸時代初期に徳川家康の家臣の関東郡代・伊奈備前守忠次が、荒川改修や新田開発をおこなうために設置した陣屋である。その時期は、家康が江戸に開幕し覇権を確立した1603年以降と推測されている。1642年、伊奈忠治が赤山陣屋を築いて移転したため、土屋陣屋は伊奈氏の家臣である永田氏が拝領した。永田氏は伊奈家の職を辞して帰農し、この地で名主となった。
土屋陣屋は、現在も永田家の居宅となっている。周囲には水堀が廻らされ、南西正面には大きな長屋門と築地塀が現存している。その南西側の空き地も陣屋の一部であったらしく、土塁跡の様なわずかな土盛りや堀跡の様な溝が残っている。比較的小規模な史跡であるが、現存門など見応えがある。
お城評価(満点=五つ星):☆☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.905772/139.573960/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
タグ:陣屋
見たことある風景ですね。長屋門周辺は時代劇のロケにも使えそうでした。いい雰囲気を残していました。
この時はちょうど真冬で寒かったけど、今は真夏で最高気温35度超えの毎日で大変です。この写真で寒い時期の土屋陣屋見学を思い出します。
来週はお盆なので15日を過ぎたら暑さもピークを越えるでしょう。暑さで一時中断の城見学もそろそろ再起動です。
by 史学会帰り新参 (2019-08-07 21:03)
>史学会帰り新参さん
ついこの間の事のように思いますが、もう半年も経つのですね。歳を取ると月日が経つのが早いです。今年に入ってから、あれもこれもと思っていたことが何にもできていないのに・・・。
異常な暑さが続いてますが、お互い熱中症には気をつけましょう。
私達夫婦の今年のお盆は、再び夏の石川ツアーです。
by アテンザ23Z (2019-08-07 22:30)