板倉城(栃木県足利市) [古城めぐり(栃木)]
←板倉城のある要害山遠景
板倉城は、足利泰氏の次男渋川義顕が物見砦として築いたといわれている。城跡はつつじヶ丘ccというゴルフ場のすぐ隣にある要害山にある。現在主郭には雷電神社が置かれており、そこまで登る階段も一応整備されている。城跡は非常に小さく、主郭がある他は、袖曲輪が確認されたに過ぎない。また主郭を東西に分断する堀切のような地形もあるが、どうもはっきりしない。物見砦以上の機能は持たなかったようである。
【2017-6-9補足】
所用があって図書館に行った際に見た本に(書名は忘れました)、板倉城の遺構配置図が載っていた。それによると、要害山上の遺構はあくまで物見台で、板倉城の主郭は要害山の南に伸びる尾根の鞍部にあったらしい。主郭は3段の曲輪で構成され、最下段だけ土塁を築いて防御していたらしい。また東の谷戸に居館や曲輪群が配置され、庭園や寺院の跡も発掘調査で確認されたと言う。残念ながら、これらの遺構は全てゴルフ場建設で破壊されてしまっていた事が判明した。何とも残念なことである。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.369483/139.404745/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
板倉城は、足利泰氏の次男渋川義顕が物見砦として築いたといわれている。城跡はつつじヶ丘ccというゴルフ場のすぐ隣にある要害山にある。現在主郭には雷電神社が置かれており、そこまで登る階段も一応整備されている。城跡は非常に小さく、主郭がある他は、袖曲輪が確認されたに過ぎない。また主郭を東西に分断する堀切のような地形もあるが、どうもはっきりしない。物見砦以上の機能は持たなかったようである。
主郭跡→
【2017-6-9補足】
所用があって図書館に行った際に見た本に(書名は忘れました)、板倉城の遺構配置図が載っていた。それによると、要害山上の遺構はあくまで物見台で、板倉城の主郭は要害山の南に伸びる尾根の鞍部にあったらしい。主郭は3段の曲輪で構成され、最下段だけ土塁を築いて防御していたらしい。また東の谷戸に居館や曲輪群が配置され、庭園や寺院の跡も発掘調査で確認されたと言う。残念ながら、これらの遺構は全てゴルフ場建設で破壊されてしまっていた事が判明した。何とも残念なことである。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.369483/139.404745/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
タグ:中世山城
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