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蔵増城(山形県天童市) [古城めぐり(山形)]

DSC05642.JPG←堀跡と思われる畑
 蔵増城は、最上氏が寒河江大江氏の勢力を抑えるために家臣の倉津安房守に築かせたといわれる平城である。現地解説板によれば、倉津氏は1580年までこの城にいたが、北方の細川氏の小国城攻略で功を立てたため、小国領に転封して小国日向守と称したという。その後、蔵増城には蔵増大膳亮が入り、最上氏改易に伴って廃城になった。
 城の遺構は例によって宅地化により湮滅している。西称寺のある場所を主郭とした輪郭式の縄張りであったらしい。ただ周囲を見て回ると、明らかに往時の堀跡と思われる地形が残存しているので、湮滅している割には往時の姿を想像することは難しくなさそうである。
 尚、主郭跡とされる西称寺境内には、倉津安房守の娘の萩姫が使ったという化粧井戸が残っている。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/38.373205/140.336287/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
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