平山氏館(東京都日野市) [古城めぐり(東京)]
←駅前ロータリーに建つ石碑
平山氏館は、平山武者所季重の居館である。季重は西党日奉氏の流れを汲む平山直季の子と言われ、保元・平治の乱で活躍したほか、源平争乱の際には一の谷の戦いで熊谷直実と武勇を競った源氏方の侍大将で、武名を轟かせた豪放大胆な坂東武者であった。その武勲から鎌倉幕府の宿老となり、源実朝誕生の時には鳴弦役を務めたと言う。
居館跡は現在、市街化と京王線敷設で完全に湮滅し、往時の面影は全く感じることができない。わずかに駅前ロータリーに石碑と解説板が建てられているのみである。南に300m程離れた宗印寺には、季重の木像が伝わり、季重の裔を称する松本藩士平山季長の建てた墓も残っている。また、宗印寺背後の山上には、季重が物見を置いたと伝わる平山城がある。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.647393/139.380745/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
平山氏館は、平山武者所季重の居館である。季重は西党日奉氏の流れを汲む平山直季の子と言われ、保元・平治の乱で活躍したほか、源平争乱の際には一の谷の戦いで熊谷直実と武勇を競った源氏方の侍大将で、武名を轟かせた豪放大胆な坂東武者であった。その武勲から鎌倉幕府の宿老となり、源実朝誕生の時には鳴弦役を務めたと言う。
居館跡は現在、市街化と京王線敷設で完全に湮滅し、往時の面影は全く感じることができない。わずかに駅前ロータリーに石碑と解説板が建てられているのみである。南に300m程離れた宗印寺には、季重の木像が伝わり、季重の裔を称する松本藩士平山季長の建てた墓も残っている。また、宗印寺背後の山上には、季重が物見を置いたと伝わる平山城がある。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.647393/139.380745/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
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