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稚児ヶ淵(静岡県伊東市) [その他の史跡巡り]

DSC06328.JPG←稚児ヶ淵の急流
 稚児ヶ淵は、源頼朝と当地の豪族伊東祐親の娘八重姫との間の一子千鶴丸が殺されたと言われる場所である。平治の乱で父源義朝が敗死し、捕らえられた頼朝は、池禅尼の助命嘆願によって平清盛に一命を救われ、伊豆蛭ヶ小島に配流となった。その後、当地で成長した頼朝は、伊東祐親が大番役で在京中に、その娘八重姫と恋仲となり、千鶴丸を設けた。平家に忠節を尽くしていた祐親はこれを知って激怒し、平家の怒りを恐れて、千鶴丸を松川の上流の淵へ沈めて殺してしまったと言う(曽我物語)。
 稚児ヶ淵は、正確な場所は比定されていない様だが、その往時の雰囲気を最もよく残す場所として、鎌田城のある城山北東麓に解説板が建っている。車道脇の解説板の所から下の川辺に降りる小道を下って行くと、その先には往時さながらの急流が残っている。

 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/34.942061/139.082633/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
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