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鷹ノ巣城(栃木県大田原市) [古城めぐり(栃木)]

DSCN8769.JPG←城址遠望
 鷹ノ巣城は、梅ヶ平館を本拠とした土豪大金備後守重宣の弟、大金豊後守の居城である。豊後守は、兄と共に佐竹氏に属していたが、論功行賞の不満から那須氏に属するようになった。那須資胤から湯津上と亀山の一部を与えられ、鷹ノ巣城を築いて居城としたと言う。しかし豊後守は、1566年に佐竹勢が宇都宮氏・上那須勢と共に那須氏を攻撃して敗北した治武内山合戦の際に、討死したと言う。

 鷹ノ巣城は、那珂川西岸の河岸段丘の辺縁部に築かれている。西側に浸食谷が入り込んだ半島状の台地で、地勢は往時のままだが、現在はゴルフ練習場に変貌している。その為内部散策もできず、遺構も湮滅しているが、ゴルフ練習場の名は「鷹ノ巣城ゴルフ」で、しっかりと城の名が残されている。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.816105/140.124693/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


戦乱でみるとちぎの歴史:「とちぎ」の源流を探る

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  • 発売日: 2020/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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