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福岡館(宮城県栗原市) [古城めぐり(宮城)]

DSCN3111.JPG←館跡付近の現況
 福岡館は、大崎氏の家臣高玉氏の居館と伝えられる。1556年に、高玉茂兵衛が有賀城より移り住んだとされる。『伊達諸城の研究』の沼舘愛三氏は、河川監視のために築かれたと推測している。一方、『日本城郭大系』によれば、館主として佐藤主水の名が伝わっているとも言う。

 福岡館は、迫川北岸の平地に築かれていたらしい。現在は住宅地となっており、遺構は完全に湮滅している。北側に小さな水路があるが、堀跡かどうかも明確ではない。戦後まもなくの航空写真を見ても、既に館の痕跡は明瞭ではない。今となっては失われた城館である。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/38.782048/141.116853/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


宮城県の歴史 (県史)

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  • 発売日: 2010/01/01
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