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市田陣屋(長野県高森町) [古城めぐり(長野)]

DSCN1502.JPG←民家横に残る石垣
 市田陣屋は、江戸時代末期の1846年に奥州白河藩阿部家が村替えにより伊那郡13874石を与えられた。これを支配するために陣屋を設け、幕末の23年間、代官を派遣した。

 市田陣屋は、大島川南の緩斜面に築かれている。現在陣屋跡は民家の敷地になり、車道が南北に貫通するなど、遺構の改変が進んでいる。しかし東辺の石垣が民家の横に残っているのが遠目に見える。また車道脇に標柱が建ち、その北にある民家のキワに陣屋井戸の標柱も建っている。西辺は土塁っぽい土盛りが南北に伸びているが、遺構かどうかは明確ではない。結局明確な遺構は前述の石垣だけで、ちょっと残念な状態である。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.557097/137.860029/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1


長野県の歴史 (県史)

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  • 発売日: 2011/01/01
  • メディア: 単行本


タグ:陣屋
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