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茅根城(茨城県常陸太田市) [古城めぐり(茨城)]

IMG_9070.JPG←南側の腰曲輪状の畑
 茅根城は、佐竹氏の家臣茅根氏の居城である。茅根氏は、佐竹氏の重臣であった小野崎氏の一族で、小野崎通長の次男通景が茅根大和守を称して茅根氏の祖となり、茅根城を居城とした。後に茅根氏は大橋城に居城を移したらしいので、この頃に茅根城は廃城となったのだろう。

 茅根城は、里川東岸の河岸段丘に築かれた城である。段丘上は大きく2つの区域に分かれ、旧佐都小学校があった根古屋部とその上の高台の主城部である。いずれもほとんど耕地化しており(一部は耕作放棄地)、遺構はほとんど残っていない。主城部は、よく城巡りの参考にさせてもらっているHP「北緯36度付近の中世城郭」では現在畑中に残るクランクした畑道を空堀跡とし、それを境に東西に2つの曲輪を並べた城であったと推測しているが、現状からでは実際にどのような城だったのかはなんとも言えない。既に戦後の航空写真でも一面の畑となっており、空堀の痕跡は見出だせない。ただ台地南側に何段かの腰曲輪跡らしい畑があり、南と南西に虎口跡らしい地形が残っている。また北側にはわずかであるが土塁の残欠が見られ、その脇に古道が通っていることから虎口跡であったと想定されている様だ。おそらく鎌倉時代に築かれた居館機能を主とした素朴な構造の城館が、茅根氏の移住に伴ってそのまま打ち捨てられたと考えられ、元々あまり城郭らしい遺構を残していなかったのかもしれない。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.578635/140.543375/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
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