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新庄城(山形県新庄市) [古城めぐり(山形)]

DSC05895.JPG←本丸の土塁と水堀
 新庄城は、いつごろ築かれたかは定かではないが、はっきりと歴史上に出てくるのは、元和8年最上氏改易後に戸沢政盛が入封してきて近世城郭として整備したときからである。以後、幕末まで新庄藩として戸沢氏が統治した。
 城は新庄市の街中にある平城で、現在は最上公園となっているが本丸周囲の土塁と水堀の一部が良く残っている。本丸正面の表御門には石垣も残っているが、それ以外の石垣は全て取り除かれている。本丸を取り巻く土塁の隅には櫓跡の高台も残っていて、それぞれの場所に標柱が立っている。本丸周囲の堀は西側は全て埋められて公園の緑地となっているが、ほぼその形状を追うことができる。本丸は南北に細長い長方形だったようだ。また二ノ丸の外側の外堀も、かなり埋められてはいるが部分的に遺構が残っている。各所の門跡は現在は道路になってしまっているが、「大手御門跡」などの標柱がこまめに建てられていて、城巡りをするものにとってはうれしい限りである。これで石垣や櫓などがもっと残っていればと惜しまれる。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/38.767017/140.293822/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
タグ:近世平城
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