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種垂城(埼玉県騎西町) [古城めぐり(埼玉)]

DSC01841.JPG←城址公園
 種垂城は、菖蒲城の支城とされる平城である。古河公方足利成氏方に付いた菖蒲城主佐々木氏が1455年頃に築いた出城と考えられている。その後、種垂城には小田大炊頭顕家が入ったが、やがて騎西城に移った。更にその後、顕家は忍城主成田下総守親泰の子助三郎宗長を養子に迎えて小田助五郎家時と名を改めさせて騎西城を守らせ、自身は種垂城に隠居した。そして1539年、雲祥寺に葬られたと言う。その後の城の歴史は不明である。
 種垂城のあったと思われる場所には、現在城址公園が作られているが、城址とは名ばかりで遺構は全て湮滅している。公園の奥にはやや地形の起伏が見られるが、遺構ではないだろう。周囲も全て水田と化しており、城の名残を思わせるものは何もないのが残念である。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.081881/139.558661/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
タグ:中世平城
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