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永田城(埼玉県秩父市) [古城めぐり(埼玉)]

DSC09063.JPG←南側の土塁と空堀
 永田城は、荒川左岸の舌状台地に築かれた城である。城の歴史ははっきりせず、伝承に拠れば永田林四郎の居城とも、また天正年間(1573~92年)の頃は諏訪七右衛門の居城であったとも、鉢形城主北条氏邦の家臣寺尾彦三郎の居城であったとも言われている。
 現在城址には秩父札所22番栄福寺が鎮座し、その他は民家や畑となっている。南側には空堀と土塁跡が明確に残り、土塁中央には虎口も残存する。城の周囲は唐沢に臨む急崖や河岸段丘の斜面で囲まれていて、城館を築くには絶好の要害地形であることがわかる。この城も下原城と同じく単郭の城で、土豪の居城であったのだろう。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.007407/139.073256/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
タグ:中世崖端城
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