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宮崎城(埼玉県秩父市) [古城めぐり(埼玉)]

DSC09070.JPG←空堀に掛かる土橋と主郭虎口
 宮崎城は、宮崎砦、民部城、にんぷ、お城山とも呼ばれ、滑沢と荒川で囲まれた舌状台地に築かれた小さな城である。室町時代に築造され、黒沢民部の居城と言われ、鉢形城の支城であったとも伝えられている。
 この城も、下原城永田城と同じく、荒川に臨む河岸段丘が沢で囲まれた要害地形を利用して築かれた城である。特に東を流れる滑沢が深く台地を削り取って10m以上の深い谷となって、敵の接近を阻む天然の障壁となった見事な地勢である。城の北側に当たる台地との接続部は細くくびれており、そこに空堀と土塁を築き、土橋で外部と連結して虎口を設けている。また主郭の先端に当たる南側は、一段低い曲輪となっていて、主郭前面を守る役目を果たしていたようだ。見事な土橋の印象的な城である。

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/36.019991/139.088663/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
タグ:中世崖端城
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