守屋屋敷（神奈川県相模原市）

←屋敷地の現況
　守屋屋敷は、江戸時代初期に津久井の代官を務めた守屋左太夫の屋敷跡である。守屋左太夫については、守屋左太夫陣屋の項に記載する。現在、青蓮寺と相模湖自動車教習所の間に広がる畑地が、地元では「ドンドン屋敷」と呼ばれ、守屋左太夫の屋敷跡と伝わっている。ただ、屋敷地は教習所の敷地であったとの説もある。いずれにしても既に遺構はなく、土豪の居館を思わせるものはない。国土変遷アーカイブの戦後間もなくの航空写真を見ても同様で、わずかに南側に堀跡らしいものが認められるが、これも現在はほぼ湮滅している。尚、青蓮寺には守屋左太夫父子らの墓が残っている。

　お城評価（満点=五つ星）：☆
　場所：http://maps.gsi.go.jp/#16/35.610662/139.166919/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1

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