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沼浜館(神奈川県逗子市) [古城めぐり(神奈川)]

DSC02278.JPG←丘陵地頂上の平場
 沼浜館は、吾妻鏡の記述によれば、源義朝(頼朝・義経の父)の館であったと言われている。その場所は、従来法勝寺の境内付近とされ、周辺の馬場・堀ノ内等の地名がその名残りとされている。しかし日本城郭大系では、近年の説として「堀ノ内」の屋号を持つ民家の背後の比高60m程の丘陵地を沼浜館とし、この地の小豪族の居館跡ではないかと推測している。
 沼浜館を、日本城郭大系が記す通り、堀ノ内の背後の丘陵地として訪城した。一応山道が付いているが、薮が多く、特に頂上より先は確認が大変である。頂上周辺に数段の平場らしいものは確認できるが、削平は甘く切岸も不明瞭で、遺構かどうかは判断が分かれるところだろう。南東尾根に伸びる尾根の先にも平場があるようだが、あまり期待できないと判断して今回は確認しなかった。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.301852/139.605020/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f1
タグ:中世山城
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