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国分館(神奈川県海老名市) [古城めぐり(神奈川)]

DSC09924.JPG←館跡から見た海老名市街
 国分氏は、相模中部の豪族海老名氏の一族である。海老名源八季定は、各地に庶子を分封して大いに海老名氏の勢力を広めたが、この時季定の三男有季は国分に入部して国分氏を称した。源平争乱の折には国分氏は源頼朝の弟範頼に従い、承久の乱の時には北条泰時の部将となって活躍した。
 国分館の位置は正確にはわかっていないが、相模国分寺の西隣の字中屋敷が館跡であろうと推測されている。この地は海老名市街中心部を眼下に納める比高10m程の急崖の上にあり、中世豪族の居館の立地としては申し分ない。しかし遺構はなく、その地勢だけが往時の雰囲気を漂わせるのみである。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.454273/139.397203/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
タグ:居館
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