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安達藤九郎屋敷(神奈川県厚木市) [古城めぐり(神奈川)]

DSC00121.JPG←屋敷推定地付近の現状
 安達藤九郎盛長は、源頼朝の古くからの側近である。平治の乱で源義朝が敗れ、その子頼朝は池禅尼の平清盛への助命嘆願によって一命を許され、伊豆の蛭ヶ小島に配流となった。盛長はこの配流時代からの数少ない家臣で、頼朝の挙兵にも従って石橋山で戦うなど、鎌倉幕府の創業に貢献した。頼朝が死ぬと出家し、2代将軍頼家時代の1200年に病没した。
 安達藤九郎屋敷は、現在の聖眼寺の地にあったと推測されている。この地は中津川の西岸の丘陵部の東側傾斜地に当たり、鎌倉期の屋敷地としてはよくある地勢である。遺構はなく、境内に藤九郎盛長の墓とされる宝篋印塔があるだけである。尚、傾斜地の上部に祠があったが、屋敷跡と何か関係があるのだろうか?

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/35.493119/139.342743/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
タグ:居館
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