蛭川氏館（埼玉県本庄市）

←集落内の回字状の道路
　蛭川氏館は、武蔵七党児玉党の一流、蛭川氏の居館である。蛭川氏は、源平合戦の一ノ谷の戦いで平重衡を捕らえたと伝えられる庄四郎高家を祖とし、高家は蛭川に入部して館を築いた。蛭川館は、現在は宅地化により遺構は完全に湮滅している。ただ、蛭川集落内に回字状に道がめぐっており、館跡の外形を示しているようにも思える。もし館の外形であれば、道路は堀跡ということになるのだろう。しかしまったく確証はない。

　お城評価（満点=五つ星）：☆
　場所：https://maps.gsi.go.jp/#16/36.210416/139.151448/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0

タグ：居館 武蔵七党