SSブログ

獅子ヶ鼻砦(静岡県菊川市) [古城めぐり(静岡)]

DSC04496.JPG←主郭東尾根の堀切
 獅子ヶ鼻砦は、1579年10月に徳川家康が高天神城を攻略するために築かせた「六砦」と呼ばれる付城群の一つである。大須賀康高の持ち口であったとされる。比高40m程の丘陵上に築かれており、蓮池公園の一部となっている為かなり改変を受けている。最上部に主郭を置き、その北西側に5段程の曲輪が築かれ、主郭東側にも段々状になった腰曲輪群が置かれ、その先に堀切が穿たれている。しかしかなりざっくりした縄張りで、どこまで往時の遺構を残しているのかはっきりしない。一方、HP「Shizuoka城と戦国浪漫」の城総覧によれば、谷戸を挟んで南に横たわる東西に細長い丘陵上にも移行があるとされ、登ってみると確かに段郭群と僅かな堀切が確認できる。しかしかなりささやかな遺構であり、簡素な陣場であったものであろう。
南の丘陵地に残る堀切→DSC04546.JPG

 お城評価(満点=五つ星):☆☆
 場所:http://maps.gsi.go.jp/#16/34.695438/138.071011/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0l0u0t0z0r0f0
nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

Facebook コメント