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塩沢城(群馬県南牧村) [古城めぐり(群馬)]

IMG_2553.JPG←城址推定地の現況
 塩沢城は、小塩沢屋敷とも呼ばれ、南牧六人衆の一人、市川兵庫助景吉の城である。1567年に武田家家臣団が納めた生島足島神社の起請文に南牧衆のものがあり、ここに名を連ねた小沢源十郎行重、市川四郎衛門重久、市川四郎兵衛貞吉、懸河彦八郎直重、高橋左近助重行、市川兵庫助景吉ら6名を南牧六人衆と称している。塩沢城は、元は懸河道丹の居城であったらしいが、1558年、国峰城の小幡景定が砥沢城主市川氏に道丹の討滅を命じ、市川氏は3男真好を派遣して夜襲を掛けて道丹一党を討ち取ったとされる。その後は塩沢市川氏の居城となった様だ。

 塩沢城は、小塩沢川の北岸の平地にあったらしい。現在は畑となっているが、何段かの石垣が組まれ、まるで城郭のように立派なものである。往時のものとは考えにくいが、なかなか見応えがある。

 お城評価(満点=五つ星):☆
 場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.185213/138.728549/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

歴史家と噺家の城歩き (戦国大名武田氏を訪ねて)

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タグ:居館
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