虎岩城(長野県飯田市) [古城めぐり(長野)]
←堀跡とされる地形
虎岩城は、神之峰城主知久氏の庶流虎岩氏の居城である。諏訪社との関係が深い氏族で、戦国中期には虎岩玄蕃が城主であったが、1554年の武田信玄による伊那制圧・知久氏没落後の動向は不明である。
虎岩城は、宮の沢川の南にある河岸段丘に築かれた城である。城内は宅地と水田に変貌しており、遺構はほとんど湮滅している。段丘北端にある宅地に「城」の屋号があり、『信濃の山城と館』ではここを主郭と想定している。その基部にはわずかな窪地があり、堀跡とされるが、かなり埋まってしまっている。地勢以外に城跡を思わせるものは何もなく、残念な状況である。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.486157/137.858977/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
虎岩城は、神之峰城主知久氏の庶流虎岩氏の居城である。諏訪社との関係が深い氏族で、戦国中期には虎岩玄蕃が城主であったが、1554年の武田信玄による伊那制圧・知久氏没落後の動向は不明である。
虎岩城は、宮の沢川の南にある河岸段丘に築かれた城である。城内は宅地と水田に変貌しており、遺構はほとんど湮滅している。段丘北端にある宅地に「城」の屋号があり、『信濃の山城と館』ではここを主郭と想定している。その基部にはわずかな窪地があり、堀跡とされるが、かなり埋まってしまっている。地勢以外に城跡を思わせるものは何もなく、残念な状況である。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/35.486157/137.858977/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1
信濃の山城と館〈第6巻〉諏訪・下伊那編―縄張図・断面図・鳥瞰図で見る
- 作者: 宮坂 武男
- 出版社/メーカー: 戎光祥出版
- 発売日: 2013/08/01
- メディア: 単行本
タグ:中世崖端城
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