山本氏館(栃木県足利市) [古城めぐり(栃木)]
←館跡付近の現況
山本氏館は、山本義光が戦国期に築城したとされる城館である。その他の事績は不明であるが、足利長尾氏と佐野氏の勢力の接壌地帯に位置しており、強い軍事緊張下に築かれた境目の城館であったと考えられる。
山本氏館は、旗川右岸、JR両毛線の北に位置している。正慶寺の南に並ぶ民家の当たりらしい。『栃木県の中世城館跡』にその略測図が掲載されており、方形状の郭が3つ連結していたとされるが、該当地を昭和20年代前半の新旧の航空写真で探索しても略測図と合致する地形は確認できない。ただ遺構は明瞭ではないものの、西側に堀跡っぽく見える水田がある民家が確認できる。その民家の北側には土塁が残る可能性があるが、草木が生い茂っていてはっきりと確認することはできなかった。残ってたとしてもわずかな遺構であろう。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.317001/139.542031/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0
山本氏館は、山本義光が戦国期に築城したとされる城館である。その他の事績は不明であるが、足利長尾氏と佐野氏の勢力の接壌地帯に位置しており、強い軍事緊張下に築かれた境目の城館であったと考えられる。
山本氏館は、旗川右岸、JR両毛線の北に位置している。正慶寺の南に並ぶ民家の当たりらしい。『栃木県の中世城館跡』にその略測図が掲載されており、方形状の郭が3つ連結していたとされるが、該当地を昭和20年代前半の新旧の航空写真で探索しても略測図と合致する地形は確認できない。ただ遺構は明瞭ではないものの、西側に堀跡っぽく見える水田がある民家が確認できる。その民家の北側には土塁が残る可能性があるが、草木が生い茂っていてはっきりと確認することはできなかった。残ってたとしてもわずかな遺構であろう。
お城評価(満点=五つ星):☆
場所:https://maps.gsi.go.jp/#16/36.317001/139.542031/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f0
タグ:居館